|
インプラント治療の流れ(2回法の場合)
インプラント治療にはさまざまな方法があります。
オッセオインテグレーション(骨の接触・結合) 1回法と2回法の手術の違いは骨との結合をどの状態で待つかにあります。骨との結合を開放した状態で待つ1回法は、細菌感染の恐れやインプラントへの負荷など骨との結合への影響も懸念されます。2回法は2回の手術が必要ですが、骨との結合を歯肉を閉じた状態で待つため1回法のような心配がありません。
当歯科医院では、より安全で成功率の高い2回法によるインプラント手術を基本としています。 ※一本でも抜けたままの歯がある状態
埋入手術から頭出し手術までの期間: 上顎 4カ月〜1年、下顎 2カ月〜4カ月くらい
インプラントの治療には日頃から学会や講習会・勉強会などに積極的に参加している、経験豊富な歯科医師があたります。
★リラックスしてインプラント治療をお受けになりたい方へ インプラントのための精密検査
せっかく入れたインプラントも持たなくては無意味になってしまいます。
問診
口腔内検査
口腔内写真
レントゲン写真
CT撮影
検査結果に基づいてインプラント適応の有無を診断します。 最新の術前診査(インプラント術前シュミレーション)、
|
サージガイド-SurgiGuideは、SimPlantの治療計画データより作成される、光造型によるサージカルガイドで、治療計画通りの安心で確実なオペの実現を支援します。
オステルはインプラントと骨がどのくらいしっかり結合しているかを客観的に数値か出来る機械です。
いつからインプラントで咬ませられるか客観的に判断出来ます。
あごの骨へのインプラント埋入はインプラント治療の中でも最も正確さが要求される手術です。
埋入深度や埋入角度、あごの骨の中の神経管の位置など細心の注意を払いながら、治療計画に基づいて手術を勧めて行きます。
歯のない部位の歯肉を少し切開して骨を露出します。
|
|
||||||
インプラントを埋入する穴をドリルで形成します。
|
|||||||
形成された穴にインプラントを植立します。
|
インプラントを完全に骨の中に埋入したのち、歯肉を縫合します。
縫合は約1時間後に抜歯します。 |
移植した骨も3〜6ヶ月で正着します。インプラントが骨と結合するまで一定期間待ちます。 上顎で4〜6ヶ月 下顎で3〜4ヶ月 |
インプラントと骨との結合(オッセオインテグレーション)を待つ間は仮歯で過すことになりますが、最良の治療結果を得るためには大切な期間と捉えなければなりません。
しかし、笑うと見えてしまう部分だと気になるのではないでしょうか?
これから作る上部構造物(被せ物)が咬み合わせなどの面で機能するのか心配される方もいるかもしれません。
このようなことから、当歯科医院では最終的な上部構造物を予測した仮歯を製作しています。
インプラントと骨の結合を待つためだけの期間としてでなく、上部構造物が口腔機能としての役割をきちんと果たしてくれるかどうかを確認する期間でもあるのです。
自然な仕上がりの仮歯は見た目(審美性)もすばらしく、硬い物を食べたり上手に発音することも可能です。
インプラントと骨の結合が確認出来たら、上部構造を作るための精密印象に入ります。インプラントと自然歯の最大の違いは歯を支える仕組みにあります。
自然歯は歯根膜を介して歯槽骨(あごの骨)と繋がれていて、歯根膜はクッションの役割を果たしています。
インプラントはあごの骨との結合によって支えられるためクッションがありません。
そのため精密な印象を採取(型取り)し、より精密な上部構造物を製作する技術が必要になります。
個人トレーの製作
一般的な治療における印象(型取り)では既成のトレーを用いますが、インプラントでは個々に型取りのためのトレーを製作します。
精密な上部構造物を製作するにはオーダーメイドのトレーが不可欠です。
個人トレーによる印象
精密に、インプラントの位置・歯ぐきの位置・周囲の歯の位置を再現するためにシリコンラバーという特殊な型取り剤と個人トレーで型をとります。シリコンラバーは普通の型取り剤に比べて、時間の経過による歪が小さく、より精密な型取りを行うことができます。
メタルボンド
金属にセラミックスを焼き付けた物で強度に優れています。
すり減りや変色がなく、天然菌に近い色合いが出せるため審美性にも優れています。表面のセラミックスの抗菌作用で、細菌を寄せ付けにくく歯が長持ちします。
ハイブリッド・セラミックス
セラミックスとレジン(プラスチック)の混合物です。
セラミックスの固さとレジンの柔らかさをあわせ持ち、天然菌に近い色合いと噛み心地が再現できます。含まれているレジンにより劣化や変色がみられるのが欠点です。
メタルボンドのように内面に金属を用い強度を高めることもできます。
メタル
適合性や硬さにおいて劣りますが、最も安価な上部構造物です。
治療用キャップを装着して2〜3週間待ちます。
|
||
一定の治療期間ののち、再び歯肉を切開してインプラントを露出し、歯肉を整えるための治療用キャップ(歯肉フォーマー)を付けます。これは新しく作られるインプラント歯冠の周囲粘膜を整えるために大切です。 | ||
ネジで歯冠をインプラントに固定して完成
|
歯形を 採ります |
治療用キャップを外してアバットメントを装着します。
|
静脈内鎮静法について
快適な歯科治療 知らないうちに治療が終わっています 当院ではリラックスしてインプラント治療を受けたいという患者さんのために、歯科麻酔認定医による抗不安薬などをもちいた静脈内鎮静法を行っています。
静脈内鎮静法とは.....
鎮静法には 鎮静法Q&A
|
|